山とオオカミの記憶
山とオオカミの記憶は山や自然についてのブログです。登山についても書いています。

登山中の山での行動管理のお話
登山に行くと、泊りがけの登山ともなればそれこそ1日中山の中にいることになります。
山の中にいると言うことは、服装をはじめ、食事・休息・睡眠などの普段の生活を山の中ですることと言えます。
山の中での体調管理をする上でも規則正しい生活は欠かせません。
そのような意味でも、規則正しい行程管理は山での生活術のひとつとなります。
後ほど、どのような方法で行程管理をしたらいいのか書いていきますが、様々なブログを読んだり、山行記録を読んで参考にするのも、他の人がどのように行動しているのかを知るのに重要です。
いくつか参考になりそうなブログやサイトを挙げておきますので、参考にして下さい。
ヤマレコ
山行記録が多数掲載されています。自分で書くこともできます。
PORTALFIELD
山と山小屋の情報が多数掲載されていて、山の天気予報が無料で見られます。
YAMAHACK
どのような道具を選んだらいいかなどの記事も多く、参考になります。
YAMAP
登山のアプリで有名です。ウェブサイトも利用できます。
気象庁
行程管理をする上で天気予報を確認しておくことは重要です。気象庁の予報は必ず見ておきましょう。
さて、行程管理の話に戻りますが、1日の行動時間が長い登山では、一定の間隔で休憩をとることにより、体力の回復はもちろん、気分のリフレッシュもする必要があります。
一般的には60分から70分ほど歩き続けたら、10分間の休憩を挟むというペース配分をするのが一つの方法です。
10分間の小休止の間に、水分補給や身体や脚の緊張をほぐすストレッチをしたり、景色をゆっくりながめたりしながら心と身体を休めます。
そしてこのペースを守るということが大切です。
最初に決めた60分から70分歩いたら10分休憩というペースをむやみに崩してはいけません。
なぜなら、歩き出して少し疲れたからといってむやみに休んでいると、1日のペースを崩してしまうことにつながりかねません。
たとえ疲れても、止まって休んでしまうのではなく、歩く速度を落としてなんとか70分弱を乗り切りたいものです。
基本は60分から70分を歩いて休憩を取ることになりますが、朝、最初の歩き始めはその時間にあまりこだわらなくてもよいでしょう。
歩き始めは、その日の自分自身の体調などを観察し、登山口で着ていた上着などを調整したり、ザックの背負い心地、靴ひもの締め直しなどをするために、短い時間で休憩を挟むのが良いです。
一日がかりなど行動時間の長い登山行程では、最初から装備品などの状態を万全にすることで、1日の行程をスムーズにこなすことができるようになります。